かわいいかわいい男の子

ほぼ那翔でちらっとさっちゃんが出てきます。
リピ、セシル10月の中身5歳翔ちゃん設定を使っているため、一人称が僕だったり、いつにも増して男気が抜け落ちてたりします。終始ヤッてるだけの801なので、原作ストーリーは丸無視。
5歳の翔ちゃん視点なので、語彙が少なくて、激しく擬音多め。正直迷子。
ち○ことか、おし○ことか、金○とか言ってます。
※※おまるで小スカのようなプレイ有り(厳密には違います)※※
大丈夫な方のみ、ご覧ください。
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「は〜い、ここが翔ちゃんのお部屋ですよぉ」
背の高い大きなお兄ちゃんに連れて来られたお部屋は見たこともないところだった。
入ってすぐ、両端の壁にくっつくようにベッドが1つずつ置かれていて、片方は大きなピヨちゃんのぬいぐるみと小さなぬいぐるみ、もう片方はベッドの近くに帽子がいっぱい飾られている。
真正面の部屋の奥には扉が1つと、右側に大きなテレビとソファなんかが置いてある。
繋いだ手をぎゅっと握り締めて、弱く下に引っ張った。
「お兄ちゃ、ここ、病院じゃないの…?」
「違いますよぉ〜僕と翔ちゃんのお部屋です!でも、ダメだよぉ!僕のことはなっちゃん、って呼んでって言ったでしょう?」
初めて会ったとき、お兄ちゃんは涙をいっぱい溜めた緑色の瞳を潤ませて、がばっと僕に抱きついてきた。
折れてしまうんじゃないかってぐらい、強く、強く抱きしめてきて「かわいいですうううう!!」と頬ずり。
お父さんがしてきたときみたいな、お髭のざらざら感はなくてすべすべな代わりにメガネが当たって痛くて、柔らかいクリーム色の髪にくすぐられて、くしゃみが飛び出した。
へくち、そんなくしゃみにお兄ちゃんはますます嬉しそうな声を上げた。
かわいいって、よく言われるけど、そんなに喜ぶほどかなぁ…?
「うん……なっちゃん、あのね、」
言われた通りに名前を呼ぶと、さっきと同じぐらい大きな声でなっちゃんが叫んだ。
「かわいいいいい!!!あぁ、もう翔ちゃん、だめです…僕…」
小さく首を傾げて、見上げる。
「だめ…?お兄ちゃんって呼ぶ方がいい…?」
「ううん。僕、楽しいこと、したくなっちゃいました」
僕の両肩に手を置いて顔を覗き込んでくるなっちゃんは、はう、と溶けたみたいに微笑んだ。
「楽しいこと…?いいよ!何して遊ぶ?」
折り紙やお絵かき……あ、アニメ見たかったんだった。
でも、ここならテレビゲームも出来るかも!
わくわくして手を引っ張ってテレビの方へ行こうとしたら、ガチャリ、と大きな音がして振り返る。
「鍵閉めるの?お姉ちゃんは遊びに来ない?」
「翔ちゃんと2人で遊びたいんです…!」
そう言ってなっちゃんは僕を抱っこしてきて、ぬいぐるみがいっぱい乗っているベッドの上に降ろした。
とん、と押されて後ろに倒れると、僕の足の上に乗ってくる。
「…?」
意味が分からなくて、はてなをいっぱい飛ばしていると、なっちゃんが自分の紺のジャケットとベストを脱いで、今度は僕の服を勢いよく捲ってくる。
「わっ、またお着替えするの?自分で出来るよ?」
お姉ちゃんに渡された学校のせいふく?に着替えたばっかりなのに。
「っ!!……ほんとう?ちっちゃいのに偉いなぁ〜見せて見せて!」
にこにこと嬉しそうな顔で言うから、得意気になって捲りあげられたベージュの服を脱ごうとすると、髪で擦れてぱちぱちと静電気が鳴った。
少しだけ痛くて声を漏らしながら脱ぎきって、ふうと息を吐く。
下からボタンをぷちぷちと外せば、下には何も着てないからお腹が見えている。そのまま、ボタンを外して首のところまでくると、赤いのに邪魔されてシャツが脱げなかった。
首の真下だから良く見えなくて、外そうとしてもどうすればいいのか分かりにくい。
「これ、分かんない」
赤いのを引っ張って見上げれば、なっちゃんが携帯電話を構えているのに気づいた。
ぴろん、と1つ音が鳴る。
「あ、写真でしょそれ!僕知ってる!」
「うん、そうだよぉ、撮ってもいい?」
「もう撮ってるじゃん!……まぁいいけど…これ、取って?」
赤いのを持った手をゆらゆらと揺らせば、ぴろんぴろんと何度も音が聞こえてくる。
うっとりして、ため息を漏らしたなっちゃんは片手で赤いのを上手に外してしまった。
おお、と小さく声を上げる。
「ふふっ、次はズボンも脱ごうね?ベルトは自分で取れる?」
白いシャツはボタン外しただけでいいの?とか、先にズボンも脱ぐの?とか、考えたけど、ベルトは自分で取れる?に頭がいってしまう。
「とーぜん!!!」
少し体を起こしてカチャカチャと外して抜き取ると、ふふん、と鼻を鳴らして見せ付ける。
「ほらね!赤いのは見えなかっただけだよ〜!」
激写、と言わんばかりに、ぴろんぴろんという音が鳴り止まない。
「わぁ、上手です!!じゃあ、今度はズボンだよ〜」
そう言われてしまうと、何の疑問を浮かべることもなく、寝転がったままずるずると下ろしたところで、まだ鳴るぴろんという音に慌てて両手で隠した。
「も、もうダメだよ!パンツじゃん!!」
それでもなっちゃんは構わず、ぴろんと写真を撮ってくるから、手を伸ばして携帯電話を奪おうとしたらすい、と避けられてしまう。
「うう…だめだってばぁ…」
何度繰り返してもからぶるだけで、ズボンを引っ張り上げようとしてもなっちゃんに踏まれていて動かない。
ベージュの服を掴んだら、奪い取られてぽいとベッドの下に投げられてしまって、布団で隠そうにも自分が乗ってるから捲れなかった。
上は裸でも気にしないけど、パンツ姿は別だ。
赤くなってしまう顔を隠すように体をひっくり返して、なっちゃんの下から抜け出そうとする。
「あ、翔ちゃん待って!」
お尻を掴まれたかと思ったら、ずる、とパンツが脱げて「ひぁ!」なんて変な声が飛び出した。
びたん、とベッドにうつ伏せに倒れても、ぴろんぴろんと鳴っているのに驚いて顔を上げた。
「お尻撮ってるの!?やだやめて!」
「どうして〜?翔ちゃんのお尻、とってもキュートです!」
顔を赤くするなっちゃんの息が荒い気がして、恥ずかしさがこみ上げてくる。
「やだ、やだって!」
心臓がどきどきしてきて、どうしたらいいか分からなくてそんな言葉しか出てこない。
必死で言っていると、なっちゃんは「仕方ないですねえ」と携帯電話を閉じて、ベッドの上に置いてくれたからほっと息を吐いた。
そうしたところで、パンツに手を伸ばして穿けばよかったんだ、とパンツを掴もうとするとからぶった。
え?と、声を上げはしたものの、ずるずると下げられるパンツを他人事のように眺めて、ズボンと一緒に足から全部抜き取られてしまった。
そこまで見てやっとで、はっとして起き上がろうとすると、なっちゃんが背中に乗ってくる。
「重…っうぁっ!!」
前に回ってきた手がするりと俺の、ちんこに…伸びてきて、ぎゅっと掴まれる。
「なに!?」
「楽しいこと、だよ」
先っぽをぎゅ、ぎゅと握ってきて、勝手に声が飛び出してくる。
「ぁ、ぁ…、ぁあ、やっ!」
「大丈夫、気持ちよくなるだけだよぉ」
なっちゃんの言う通り気持ちいいけど、そんなとこ。
「だめ、きたな、いからぁ…!」
「汚いの?それなら、綺麗にしてあげようね」
「ふえ…」
くる、と体をひっくり返されて、足に乗ったなっちゃんがお腹を犬みたいに舐めてきて、ぞくぞくと電気みたいなのが体に走った。
「ひ……ぁ、ぁう…なっちゃ!」
なっちゃんの頭を退けようとしてもびくともしない。ちらりと見てくる緑色の瞳に僕がびくついた。
何で舐めるの?って思うのに、ぬるりとした熱い舌の感触がくすぐったくて気持ちいいから、そうしてくれてるんだってなんとなく分かって、強く嫌だって言えなかった。
でも、ちんこを触られたのは変わらないし、とふいに退いたなっちゃんから自分のそれが見えて、口がぽかんと開いた。
身長がいっぱい伸びて目線が高くなってたのもそうだけど、お父さんみたいに…毛が、生えてるから。
次に、ちんこも大きく成長してることに気づいた。
「僕の!おっきい!!」
嬉しくて思わず、そんなことを言えば、なっちゃんがちんこをぎゅって握ってくる。
「ひゃぁ…!」
「ふふっ、こうやって、気持ちよくすればも〜っとおっきくなるよぉ?やってみる?」
「えっ、えっ!?やる…!」
楽しそうな顔で教えてくれる誘いにすんなりと乗って、自分のちんこを嬉々として握った。
ついさっき、自分で汚いと言ったばかりなのに、そんなことはすっかり頭から抜け落ちていた。
「ぁ、ぁ……ぁ、ぁあっ!!」
何がなんだか分からなくても、先っぽをぎゅってするだけで、びくってするほど気持ちがいい。
なっちゃんだけじゃなくて僕も息が荒くなってきて、本当に大きくなっているのか見ても、ちんこがどくんどくんと早く脈打つぐらいでよく分からなかった。
でも、気持ちいいのは変わらないから刺激するのに夢中で、ぴろん、ぴろん、と音が鳴っても耳には入ってこなかった。
「はぁ…かわいい……あ、動画…」
「――ぁ、あ、なっちゃん、僕のおっきくなってる…?」
聞けば、顔を近づけてじーっと僕のちんこを見てくるから、一気に恥ずかしさが舞い戻ってきた。
「う〜ん?なってるかなぁ…」
「あ、ぁ、そんな近くで見ちゃダメ!」
隠そうと手を広げると、なっちゃんがまた携帯電話を持っているのを見つける。
ぴろん、って音は聞こえないから、大丈夫?とほっと息をつくと、ちんこを触られてびくっと震えた。
「ここ、牛さんのおっぱいを絞るみたいに、下から上にぎゅ〜って」
「にゃあっ!!」
なっちゃんが説明しながら、輪っかにした指でそうしてくるから、ベッドから浮くほど体が跳ねてしまう。
「わぁ、猫さんみたい!気持ちよかったぁ?」
真っ赤になって、こくんと頷く。
「自分でやってみよっか、ね?」
手を握られて、指でちんこを掴むように上から押さえつけてくる。
「ぁ、あ……はずかし、」
「えー?気持ちよくて、おっきくなるなんていいことばっかりなのに?」
「……そ、うだけど…ぁ、ぁ、…ぁん、ぁあっ……!」
丸め込まれて、無理やり上下に動かされると気持ちよさで頭の中がそれだけになってくる。
でも、気持ちいいのに、むずむずして膝と膝をすり合わせた。
その正体が分からないまま、ぐちゅぐちゅと音を立て始めて、先っぽから何かが垂れているのが見えた。
「な、なっちゃ、待って…ぁああっ…だめ、おし、おしっこ…ぁぁっ…!!」
そんなのしたらダメだ、と涙が出そうで首を振って手を離そうとすると、手を止めてくれた。
「おしっこ?おまる、あるよ?する?」
はぁ、はぁと息を吐いて、早い心臓をぎゅっと握る。
おまるって小さい頃とか病院で使ったことあるけど…。
「やだ、といれ!」
「おトイレはお外行かないとないんだよ。お姉ちゃんにおちんちん見られちゃってもいいの?」
「っ!?」
お姉ちゃんに見られると決まっているみたいな言い方をされてしまうと、その恥ずかしさと早くおしっこがしたいということで頭がいっぱいになって、ズボンを穿いて隠すなんて発想は出てこなかった。
「おまる、でする…」
小さく言うと、なっちゃんが微笑んで僕の上から退いて手を引いてくる。
「あ、ほら見て、翔ちゃんのおっきくなってるでしょ?」
立ち上がってもぶらん、と垂れ下がらないちんこが上を向いて、透明な汁を零していて顔が真っ赤になる。
じんじんと熱いのはいっぱい擦られたからかもしれない。
「で、でも、おしっこ垂れて……恥ずかしい」
「僕も気持ちよくなるとそうなるし、誰にも言わないよ〜」
「ほんと!?」
「うん、2人だけの秘密!」
なーんだ、なっちゃんもなるんだ、そう思ったら恥ずかしさが一気に減って、秘密と言う言葉が安心感を生んだ。
テレビの前まで来ると、部屋の端っこにこっちを向いたピヨちゃんのおまるを発見する。
早くおしっこしよう、となっちゃんの手を離して傍に寄ってみたけど、なっちゃんは変わらず僕を見てて。
男用ので立ってするときに人のを見たり、見られたりすることはあるけど、おまるとなるとなんとなく恥ずかしい。ピヨちゃんだし、小さい子用みたいだから落ち着いていた恥ずかしさがまた上がってきて、近くの扉を指差した。
「こっち行くか、向こう向いてよ!」
訴えると、なっちゃんはうーんと首をひねって、携帯電話を持った手でぽんと手を叩いた。
「分かった、向こう向くね」
なっちゃんがベッドの方を振り返ってくれたから、蓋を取って座ってみたはいいけど、自然と首が横に倒れる。
ちんこが上を向いているし、何かが出そうと思うのに、下を向けようと触るとびくっと体が跳ねただけだった。
「どうやってするの…」
自然と出た言葉になっちゃんが教えてくれる。
「さっきみたいに、ぎゅう〜って気持ちよくなると出るよ〜」
その言葉通り、下から上に擦ってみると気持ちいいけど、熱いのがあがってきて、出そうとしてるのに、反対にそれが怖くて、なっちゃんがしてくれたみたいにはいかなかった。
先っぽに触れると指とちんこに熱いのを感じて、びくんと跳ねるから手を引っ込めてしまう。
いつも普通に出来てたことがさっぱり出来ないし、どうやればいいのかも分からなくなってきて、早くも諦めるしかなかった。
鼻歌を歌いながらソファをベッド寄りに運んでいるなっちゃんの背中に声をかける。
「わかんない、なっちゃ……やって…」
ぴん、と頭のてっぺんの毛が伸びたなっちゃんはソファを置くと「いいの?」と聞いてくる。
「いい、よ……おしっこ、だして…」
そんなお願い1度だってしたことないのに、そう言うしかなかった。
くる、と振り返ったなっちゃんは左じゃなくわざわざ右の壁側に回ってしゃがみこむと、自分の手にはぁ、と息を吹きかけて両手で包んでくる。
「ぁ、あっ…」
温かい手ですっぽりと包まれて、先っぽだけが顔を出している。
前かがみでおまるの黄色い取っ手に捕まると、なっちゃんがゆっくり上下に動かしてたまに先っぽに輪っかの指を引っ掛けて引っ張ってくるから、体がびくんと飛び跳ねた。
「いっぱい出てきたよ〜」
「ぁ、ぁあん、なっちゃ、でも、なんか、ぁあっ…まだ、出そう……ふぁ…あつい、よぉ…!」
「うん、出しちゃおうね〜」
なっちゃんの手が激しくなってきて、漏れる息と一緒に恥ずかしい声が溢れ出してくる。
「はぁ……ぁ、あん、あぁっ……は、なっちゃ……ん、ぁぁあ、」
ばくばくと早い心臓に体が熱くて汗がこぼれてくる。
「我慢しないで、し〜し〜〜って」
「しー?…うぁああっ!」
びくんと背中を反らして、勢いよく噴出すのを感じると共にお腹に熱いのがぶつかった。
今までで一番気持ちいいのが体を駆け巡って、すごくすっきりした気分だった。
「ぁ、ぁ……ふぁ…」
ピヨちゃんの頭に抱きついて、息を吐きながらふるふると全部を出し切ってしまう。
「ふふっ、かわいい…」
なっちゃんの声に肩がびくついて、ピヨちゃんの頭から離れてそっと下を見るとなっちゃんの手が汚れてて、あ、あ、と声が漏れた。
気持ちよかったけど、かけるなんて…!
「なっちゃ、おしっこ、ごめ…」
「んーん?でも、翔ちゃんのちっちゃくなっちゃったね」
なっちゃんが触ったまま言うから、涙目でもう1度下を見たら本当にそうなってて、おしっこも黄色じゃなくて白いことに気づく。
え?え?、と急に背筋が冷たくなっていく。
腫れたみたいに赤くなってたけど、気持ちよかったのに…?
「……黄色くないし、僕、なんかおかしいの?」
「ううん。女の子とはちょっと違うけど、男の子は気持ちよくなると、ここからみるくが出るの」
「ばっちくて飲めないのにみるくなの…?」
「あぁ、我慢できません…!」
なっちゃんが手についた僕のみるくを舐めるから、ビックリして涙が溢れてくる。
「ぁ、あ、なちゃ、汚いよぉ」
なっちゃんの手を引っ張って舐めるのをやめさせようとすると、突然後ろに体を倒されて、おまるから落ちそうな背中をなっちゃんに支えられる。
何が起こったか分からなくて固まっていると、ぬるりとした感触がちんこに伝わってきて、ぶるぶると震えた。
「ひぁ……何、やぁあんっ…ぁ、ぁあ…!!」
倒れてしまいそうなほど後ろの壁が見えて、何をされているのか見えない。でも、指で金玉に触られてるのと、ちんこに何か熱いのが這っているのが分かる。
じゅぷ、ちゅるる、そんな音が聞こえてくるたびに、気持ちよくて体が勝手にびくびくする。
「あぁぁあ……ぁん、ぁっ、ぁ、……ふぁ、ん……やん、やん…!」
跳ねた足がピヨちゃんの取っ手にがんがんと当たってしまう。
熱い体が心臓の音を早めて、どんどんと下の方に熱いのが集まってくる。
「だめえ、ひゃ……はぁ、あ、ぁ、また…くる…、みるく、出ちゃうよぉ!」
「んぅ……新鮮なの、ちょうだい」
弾け飛ぶような感覚に襲われて、熱いのを目一杯吐き出した。
気持ちいいのとわけのわからないものからの開放に、はぁ、と息を吐く。
ごく、ごく、と聞こえてくる音に、まさかと飛び起きるとなっちゃんが僕のちんこを咥えていて、目が合うとちゅぽ、と口を離したなっちゃんの唇に僕のみるくがついてて、顔が真っ赤になる。
「…なっちゃんのばかぁ!!」
なっちゃんの肩をぽかぽかと叩いても、笑顔で「甘くておいしいよ〜」と言ってくる。
さっきお腹を舐められたときと似てるなって一瞬思ったけど、違うって、そんなわけないって思ったのに。
勢いを増した手にメガネがぶつかってカシャン、という音が響いた。
突然、ごごごご、と聞こえてきそうなずっしりとした空気に包まれて、なっちゃんがぎろりと睨んでくる。
「……おい、クソチビ」
「ひぃ!?」
さっきまでのなっちゃんのにこにことした顔と、優しい声と全く違っていて肩が跳ね上がった。
「てめえばっか気持ちよくなってんじゃねえよ」
低い声で言われて固まると、なっちゃんが胸元の赤いのを緩めて外しながら立ち上がって、テレビの方に近づいていく。
なっちゃんも気持ちよくなりたいよね、とは思っても、怖くて黙ることしか出来なかった。
目だけで追うとなっちゃんがソファを退けるまで見えてなかった、低い机の上に真横に立てた携帯電話が置かれているのを見つける。
なっちゃんは赤いのを投げ捨てると、テレビの奥にある箱から何かを取り出して、こっちに戻ってくる。
ピンク色のチューブを手にしていて、カチャカチャと自分のベルトを外していく。
なっちゃんがにやりと笑ったかと思うと、抱っこされてしまう。
「ぁぅ…」
そのまま、なっちゃんはおまるに後ろ向きに座ると、向かい合わせで膝に下ろされた。
「……真横からのがよく映るだろ」
体が安定しなくてぐらぐらする、と思っていると背中に手を回されて少しだけマシになった。
これから、何するの…?と、ちらりとなっちゃんを見れば、怖い顔で低く唸っていてやっぱり聞けなかった。
「これ持って、俺の手に出せ」
言いながら、蓋が開いたチューブを渡してくる。
震える手で言われた通りに、なっちゃんの手に出すと透明な液体がとろりと出てきて、手の平にこぼれそうなほど出すと、「もういい」と言われて、さっと手を止める。
すると、なっちゃんがその手を俺のちんこまで近づけると、金玉の下辺りを触ってくる。
「ぅあっ!!」
冷たいのと、ぞくぞくと何かが体を走って、指が中に入ってくるから逃げようとしたのに、なっちゃんが睨んできて、たったそれだけなのにまた体が固まってしまう。
「だめ、だめ……もっと汚い、からぁ!」
叫びながら首だけを横に振れば、ぼろぼろと零れてくる涙が飛び散っていく。
僕の言葉なんか聞いてないみたいで、なっちゃんがぐちゅぐちゅと指を入れたり出したり、たまに広げてくる。
「気持ちよくなるだけだ」
「うそ!!気持ちよくな――ひぁっ!!あ、ぁっ……ぁぁん…ぁあっ、やぁ!」
急にちんこをぎゅってされたときより、びくんと大きく跳ねて気持ちよさが電気みたいに体に流れてきた。
気持ちよすぎて、顔が勝手に天井を向いて開いた口から声や涎がこぼれていく。
手に持ってたチューブをぎゅっと握ってしまって、冷たい液体が手に伝ってくる。
ぬるぬるするそれが冷たくてチューブを捨てて、ずっと熱い体に塗りつけるように心臓のとこを撫でた。
すっと冷えていくような、でも、手を当てていると心臓の音がよく聞こえるようになって息が苦しかった。
汗がすごくて、熱さで体から湯気が昇っているみたいに見えてくる。
「やだぁ…ぁあんっ……ふぁ……ひっ、なっちゃっ!」
「なっちゃんって呼ぶな。俺の名前は砂月だ」
「ぁ、ぁ…やっぱり――んんっ」
なっちゃんじゃないの?そう聞きたいのに、キスされて声が出せなかった。
少しだけ苦い味がして、砂糖をいっぱい入れたコーヒーを飲んでみたときより変な感じだった。
自分の高くて煩い声が消えて、ぐちゅぐちゅと鳴る音と早い心臓の音、そして熱い息だけ聞こえてくる。
苦しくて涙がもっと溢れてくると、唇が離れていく。
「んっ…覚えとけ」
「はぁ…はぁ……んぁ…ぁ、あ、」
なっちゃんは、なつきでしょ?
なのに、なっちゃんじゃなくて、さつき?
「ふぁ……ぁん、や、さっちゃ……」
ぴた、と指が止まるから、瞑っていた目をそっと開けてさっちゃんの顔を見れば、目を見開いて固まっていた。
「……さっちゃん?」
呼べば、ぱちぱち、と瞬いたあと、いきなり指を引き抜かれて高い声が飛び出した。
「……っ不意打ちだ。なっちゃんに代わってやるから、そう泣くな」
さっちゃんが後ろに落ちていたメガネを拾い上げてかけようとするから、袖で涙を拭って「変身?」って聞けば、さっちゃんが薄っすら笑って「あぁ、そうだ」と、おでこにちゅっとキスしたあとそれをかけた。
すぐに目をぱちぱちして、にこにことした嬉しそうな顔に変わる。
「なっちゃんに変身した?」
「はい!ふふっ、さっちゃんがどうしても後ろはやめてやれって言うから、このままやりますねえ」
「うしろ…?」
「んー?ほら、あそこに携帯電話置いてるでしょう?あっちに向かって、ね」
テレビの前の低い机の上にあるけど、だから何なのか分からない。
「…?」
首を傾げてそっちを見ていると、体を持ち上げられて、またおっきくなってる僕のより大きいなっちゃんのちんこがズボンから出ているのが見えた。
身長が高いとここも大きくなるのかなぁ…?と思っていると、さっきまでさっちゃんが弄ってたお尻の穴にそれが当たって、何をされるのか、分かってしまった。
「ぁ、あ、だめっ入らないよ!!!なっちゃ、お願いっ…」
首を振っていやいやしても、なっちゃんは微笑んだまま。
「だぁめ!」
言うと同時に、ずぷ、となっちゃんのが中に入ってくる。
「ぁああああっ…!!」
なにこれ、なにこれ、なにこれ…!!
そんな汚いところを指でぐちょぐちょにされるのも嫌だったのに、ちんこなんか入れちゃダメだよ!!
なっちゃんの肩に手を置いて抜こうとしても、がっちり掴まれてて上には動かなかった。
「ぁう、あ、ダメ!なっちゃ、やだ、やだよぉ…」
暴れるたびにずるずると熱いのが中に入り込んできて、苦しくてなっちゃんに抱きつく。
さっきからずっと早かった心臓の音が、もっと早くなった。
なっちゃんの肩におでこをおしつけて、縮こまる。
「痛い…よね、ごめんね。すぐ気持ちよくなるから、すこーしだけ我慢してくれる?」
優しい声で背中を摩ってくれる。
痛いのより汚い方が気になるのに、何で僕に我慢しろって言うの?
汚いの、我慢してるのなっちゃんじゃないの…?
最初、なっちゃんは楽しいことしたいって言ってたのに?
「なっちゃ…は……これ、するの、楽しいの…?」
聞けば、耳元に顔をくっつけて、掠れそうな声で囁いてくる。
「とっても、…とーっても、幸せです」
それから、ちゅっと耳にキスされて肩がびくつくと、遅れてそこが熱くなってきて耳を押さえた。
なっちゃんは黙って、ずっと背中を撫でてくる。
そういえば、さっちゃんもキスしてきたけど、それって本当に好きな相手にしかしないこと、だよね…。
だから、汚くてもみるくを飲めたり、僕の中に入れたりできるの…?
……あれ、中でどくどく言ってるのってもしかして、なっちゃんの心臓の音?
そう思ったら、僕のちんこが勝手にびくっと震えた。
「……熱い…また、みるく出そう…なっちゃ、」
がば、と引き剥がされて、唇にキスしてくる。
「んっ…」
ぬるぬると熱い舌が口に入ってきて、上を舐められるとくすぐったくて、変に入っていた体の力が抜けていく。
その代わりに、ぴくぴくとお腹が震える。
熱くて、ちゅーって気持ちいいんだなぁって頭の遠くで思った。
「ん……一緒に気持ちよくなろうね」
一緒に。
なっちゃんも気持ちいいんだったら、いいかなって頷いた。
僕の膝の裏に腕を通してから体を掴まれて「痛かったら爪、立てていいから」と呟くと同時に上下に揺すり始めた。
「ぁ、ぁっ、は、……ひぁ、ぁぁっ…!」
じゅぷじゅぷと音が鳴ってて、なっちゃんの吐息が熱い。
段々と後ろに倒れてしまいそうな体制になってくると、なっちゃんの肩から手が滑ってしまう。
でも、曖昧だった気持ちよさが強いものに変わって、がんがんと頭が揺れた。
「あぁっ、ぁん……は、ぁあぁん……ん、ぁ……でる、うう、なっちゃぁああっ…!!」
「っ!!」
びくんと跳ねた足が宙を蹴るのと一緒にみるくが飛び出したのが見えた。
遅れて、中に熱いのが広がってきて、僕のみるくがなっちゃんの服に染みを作っていく。
「はぁ……はぁ…ぁ、」
お腹がぐるぐる言ってる。
微笑んだなっちゃんが「かわいいいいい!!」とまた頬ずりして強く抱きしめてきた。
「んぁ、なっちゃ、も気持ちよかった…?」
「はいっ!!」
薄れる意識の中、よかった、とそれだけ思った。

記憶が戻ったはいいけど、その間の記憶がしっかり残ってしまったらしい俺は頭を抱えていた。
なっちゃんと呼ばせてたのは、まあ目を瞑ろう。
だけど、だけどな?
あん時の俺は中身5歳だったんだぞ!!
なのに、何も知らないのをいいことに、おな、おな……とか、させ…!!
うわああああ!!
頭をがりがりと掻き毟る。
あの誘導の上手さは何なんだ。
そりゃ、常に勃ってるときぐらいありゃ――。
考えかけて頭をぶんぶんと振ると、目に飛び込んできたのはピヨちゃんのおまるだった。
何でそんなものがあるかなんて、今更考えるまでもないけど、断固として使ったことなんかなかったのに、那月の野郎…ここぞとばかりに…!!!
証拠隠滅かのように綺麗に掃除されているおまるまで近寄れば、景色が違うことに気づく。
あぁ、確かソファが横に移動されてて…。
何でわざわざソファを運んだんだ?
ピヨちゃんの横にしゃがんで記憶を辿る。
那月を呼んだら、右側に来た那月が扱いてくれて…?
しーしーとか言ってたなぁ、ってそんなとこまで思い出さなくていいんだよ!
思わず、顔を真っ赤にして自分で突っ込む。
つーか、アレだ。みるく、つって納得させてんじゃねえよ。何でそんな発想が出て来るんだよ。
次はふぇ…はまあいい、細かく思い出してたらヤりたくなっちまう。
掻い摘んで思い出してると、那月は携帯電話に向かって後ろから突っ込もうとしてたということに行き当たる。
そう、テーブルに置かれた、いかにも撮ってますと言った風に立てた携帯に向かって。
「ムービー…」
恥ずかしいとか怒りとか、そんなものよりも、呆れと共にげんなりした。
あのときの俺はセックスなんて知識ないから、ただ気持ちよくしてもらってる、そんな認識が強かったんだ。
一応、那月のことも気持ちよくしてやらないとな、なんて思ってた気はするが、そんな男気は要らん。
……いや、俺だって那月が好きだから、そう思っちゃいるんだ。でも、それとこれとは別だろ。
ため息を付くと、ちょうど部屋に那月が帰ってきた。
手には携帯電話を持って、そこから伸びているコードを両耳につけているようだった。
目が合うと、那月は笑顔で「よく撮れてますよぉ」とひらひらと携帯電話を振った。
「お前、それ貸せ!」
携帯電話を奪おうと、走りながら手を伸ばした。
扉が閉まる音と同時に那月にぶつかって、軽く避けられてしまう。
手が届かない位置に掲げられた携帯電話には俺の想像していた通り、映像が流れていた。
那月じゃなくて砂月に後ろを弄られてるときの俺だ。いや、俺じゃない。違う、違うに決まってる。
だって、だらしないというか情けないというか、そんな蕩けた顔して――。
「くっそ、んなもん観てんじゃねえよ!!」
ばっ、と手を伸ばしても、飛び跳ねても捕まらない。
腕を掴んで下に引っ張ろうとしたら、那月の袖が捲れていくだけだった。
「声だけでもすごくえっちで僕…こんな…」
急に腕を掴まれて、その手を股間に触れさせてくる。
うっとりしたような顔で誘ってくる那月の頬がほんのり赤くて、いつもと変わらないことなのに、あのときのことを思い出してたからその気にならないわけがなくて。
イヤホンのコードを引っ張って那月の両耳からそれを外す。
「携帯の、消すんならヤッてもいいけど?」
「えー…仕方ないですね…」
思っていたよりもあっさりと言うから何か企んでんじゃないだろうな、と疑いの眼差しで見ると「はい、どうぞ」と携帯電話を渡してくる。
ムービーを削除して、写真のフォルダも開いて撮られまくったやつを消す。そのついでに、女装させられたときのものや、うさぎやクマのパジャマを無理やり着せられたときの写真も消しておくことにする。
今にも飛び掛ってきそうなほどに、にこにこしている那月はいよいよ怪しい。
「データ、コピーでもしてるんじゃねえだろうな?」
俺の言葉を合図にするようにぎゅっと抱きしめてきて、するりとズボンの中に手が入ってくる。
ベルトを緩めていないのに無理やり入ってくるから、お腹や性を主張している俺のものが圧迫されて苦しい。
「聞いてんのか!」
胸を押し返しても、いつもと変わらずびくともしない。
那月のこの強すぎる力はこんなとき以上に有効活用されてるもんはないんじゃないかと思う。
頻度が高いせいもあるけど。
「聞いてません。新しく空き容量が出来たことですし、今度は後ろから、ね?」
「ね?じゃねえええ!!」

fin.



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おまるプレイずっと書きたかったので、それはそれは楽しかったです。ごめんなさい。
ちょっと読んで悶えて書いて、また戻って読んで悶えて書いての繰り返しでした。別の意味で遅筆。
私が照れ(?)さっちゃんを書く日が来ようとは…恐るべし中身5歳児翔ちゃんの威力。ごめんなさい。
執筆2012/09/16〜19